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コーヒー焙煎の講習 "コーヒーローストマスター講座の様子"
コーヒーの焙煎講習
chouette torréfacteur laboratoireのシェアロースターを利用して、コーヒーの焙煎を学ばれる方が増えています。基本的な焙煎の方法であれば、平日の午前中や毎月第3土曜日のセミナーをご利用いただく事で、どなたでもコーヒーの焙煎ができるようになります。
また、中級者以上の方に向けたCoffee roast master courseをご用意しています。
今回は、鹿児島県にありますBLUE BEANS ROASTERYさんからセミナーにお越し頂きました。一日の様子やどのようにセミナーが進んでいくのかをご紹介していきます。
コーヒーの焙煎を1日かけて学べる講習
コーヒーローストマスターコースは、午前と午後の2部構成で行われます。
午前中は、座学やコーヒーに求める風味を受講者と講師の間ですり合わせます。
そしてその方にあったプロファイルを作っていく事が、第一段階です。基本的な焙煎の考え方を理解して頂き、その上でより理想に近づけるプロファイルを作っていきます。
・甘さを引き出したい時にはどうすれば効果的なのか?
・酸味特性をより際立たせるにはどうするべきか?
・余韻を長くするためには?
・もっとコク深いコーヒーに仕上げたい。
e.t.c...
焙煎後、すぐに検証ができるので、効率良くプロファイルを作り上げる事ができます。
焙煎で学んで、コーヒー焙煎の精度を高めよう
午前中に様々な方法を試して、午後の方針を固めていきます。
自分の求めているコーヒーのプロファイルが決まれば、同じクオリティの焙煎を何度でもできる判断基準が大切になってきます。良く聞くのが、見た目や決まった温度で出してしまう方法です。残念ながらchouette torréfacteur laboratoireでは、それらの情報はヒントになりますが最終的な判断基準ではありません。
同じ味わいになるように何度も焙煎を繰り返します。数字やグラフをもとにして焙煎を進行させ、客観的なヒントで捉えつつ、五感をフル活用する事で同じ焙煎ができるようになります。
何度も何度も意識を集中して焙煎する事で、だんだんと焙煎機の中の状況がわかるようになってくるでしょう。繰り返し焙煎するので、たくさんの焙煎豆が出来上がります。
コーヒーの焙煎を教える事はできない?
コーヒーの焙煎はデリケートで、焙煎機や地域が変わればプロファイルも変化してしまいます。天候によっても簡単に左右されるので、焙煎を教わってもその通りにいかないのです。
コーヒーローストマスターコースは、「こうしなければいけない。」というルールを押し付けるものではありません。もしchouetteのルールをただ伝えるだけでは、その後に同じように焙煎できなくてもしょうがないのです。なぜなら、焙煎はほんの少しの環境の変化で変わってしまうから。
適正な温度を加えながら、コーヒー豆に変化を与え、狙った焙煎時間に仕上げる。
プロファイルを作る際に、一つ一つの理由を説明しながら組み立てていきます。変化に対応する術も同時に学べるので、自分一人でも焙煎ができるようになります。
コーヒーに必要不可欠な焙煎
コーヒーは日本人にとって身近な飲み物になりました。
コーヒー豆は焙煎をする事で美味しくなります。
抽出する事で飲む事ができます。
「そんな当たり前な事が、誰でも普通にできるようにしたいなぁ。」という思いが、私たちにはあります。コーヒーの焙煎も抽出も特別な技術は必要ありません。正しい知識があれば、手軽に美味しいコーヒーが楽しめます。
chouetteでは、シェアロースターで誰でも焙煎ができます。
スーパーで野菜やお肉やお魚を買ってお家でご飯を作るように、コーヒーも自分で焙煎して楽しめるような文化を作っていきたいと考えています。
そんな少し未来のコーヒーシーンを私たちと一緒に作っていきましょう。
最後にchouette torréfacteur laboratoireをご紹介して頂きましたメディア情報をご覧下さい。ご興味のある方は店舗にお越しになるか、Online storeにてお試し頂くことをお勧めしています。飲食店様やオフィス様で焙煎したコーヒー豆をお探しの方、卸販売をご希望の方はWholesaleへ。